第16回 日本薬剤師レジデントフォーラム

開催趣旨

医療を取り巻く環境が大きく変化するなか、チーム医療の一員として薬剤師に求められる知識やスキルは、年々高度化・多様化しています。薬剤師養成教育は6年制となり、卒前教育の充実が図られてきました。一方で、臨床現場で求められる実践能力をさらに高めるためには、卒後の継続的な臨床研修が重要です。その一環として、卒後初期研修としての「薬剤師レジデント制度」の役割が注目されています。

このような医療情勢を背景に、日本薬剤師レジデント制度研究会は2014年(平成26年)10月に発足しました。本会の趣旨に賛同する会員施設は年々増加し、2025年(令和7年)4月時点で46病院(個人会員施設含む)にのぼります。本研究会では地域におけるセミナーに加え、年次集会として「日本薬剤師レジデントフォーラム」を開催し、薬剤師レジデント制度の普及と発展に向けた課題の共有と解決、さらには薬剤師職能の向上を図ってまいりました。

このたび、第16回日本薬剤師レジデントフォーラムを、令和9年3月13日(土)に福岡大学において開催する運びとなりました。今回のテーマは、「薬剤師レジデントの未来~臨床力の標準化と次世代を担う人材育成~」といたしました。

2024年3月、厚生労働省より「薬剤師臨床研修ガイドライン」が公表されました。本ガイドラインは、免許取得直後の薬剤師が臨床現場で必要な能力を体系的に習得することを目的として策定されたものであり、薬剤師の資質向上および医療の質の標準化において重要な指針となるものです。各施設における薬剤師レジデントは、本ガイドラインを踏まえた研修を通じて実践力を高めており、その成果を本フォーラムにおいて発表することは、薬剤師レジデント制度のさらなる発展に大きく寄与するものと考えております。

本フォーラムでは、基調講演やシンポジウム、ポスター発表など魅力あるプログラムを企画し、有意義なフォーラムとなるよう鋭意準備を進めております。多くの皆様にご参加いただき、活発な意見交換と交流の場となりますことを願っております。また、福岡・博多ならではの食と文化もあわせてご堪能いただけましたら幸いです。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

第16回 日本薬剤師レジデントフォーラム
大会長 兼重 晋