当研究会について
ご挨拶
薬剤師レジデント制度は、米国の医師初期研修制度を参考にして、2002年に北里大学病院、北里研究所病院で導入され、2006年の薬学教育6年制の開始後に、本制度を実施する医療機関が増えて参りました。そして、2014年に日本薬剤師レジデント制度研究会が設立され、2026年6月現在で会員施設は49病院・病院グループに上っています。
本研究会では日本薬剤師レジデントフォーラムを年次開催して、研修成果の発表、レジデントおよび指導薬剤師の情報交換、学生向けの病院紹介コーナーの設置等を行い、薬剤師レジデント制度の発展並びに薬剤師教育と専門職能の向上を目指しています。また、地域で薬剤師レジデントを対象にしたカンファレンスやセミナーを随時開催して、相互研鑽に努めています。
その他の活動の柱として、2019年度~2021年度の厚生労働行政推進調査事業費補助金(医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究事業)「薬剤師の卒後研修カリキュラムの調査研究」(山田清文 研究代表者)を引き継ぐ形で、薬剤師卒後研修プログラム自己評価調査票を用いた相互チェックを実施しています。この目的は、会員施設における薬剤師レジデント制度の質保証と透明性を確保することで、薬剤師レジデントプログラムの外部評価(第三者評価)を希望する施設に対して、本研究会の担当委員が書面審査と対面調査でピアレビューを行っています。現在、10施設が受審して、「適合」判定を受け、その報告書が公開されています。
本研究会のホームページでは、会員施設における薬剤師レジデントの求人情報を随時更新しています。また、求人情報画面から会員施設のホームページも閲覧できますので、是非ご活用ください。本研究会の発展に向け忌憚のないご意見を、会員・非会員を問わずお寄せいただきましたら幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2026年7月
日本薬剤師レジデント制度研究会 会長
矢野 育子
(神戸大学医学部附属病院 教授・薬剤部長)