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薬学生の皆さんへ

薬剤師レジデント制度とは

皆さんは「薬剤師レジデント」という言葉を聞いたことがありますか?

薬剤師レジデント制度とは、薬剤師国家試験に合格した後、病院などの医療現場で実践的な研修を受けながら、臨床力を高めていく制度です。薬剤師レジデントは、医師でいう「研修医」のような位置づけです。

この制度では、医療チームの一員として、患者さんに寄り添いながら、薬物治療の提案や副作用の管理、地域医療連携など、さまざまな経験を積むことができます。また、多くの施設で研修と並行して臨床研究を行い、学会発表や論文投稿をしています。計画立案、実践、解析、考察を行う研究は臨床力を上げる方策の1つだからです。さらには、がん治療に特化したレジデント研修を行っている施設もあり、高度な専門性を習得したい薬剤師も制度を利用しています。これらのいずれの施設においても指導薬剤師がついてしっかりサポートしてくれるので、安心して成長できる環境が整っています。

薬剤師として、誰かの「いのち」や「生活」を支えるためには、知識だけでなく、現場での経験がとても大切です。レジデント制度は、薬剤師としての第一歩をしっかりと踏み出すための大きな助けになります。

薬剤師レジデントを修了した先輩方は、全員が病院での就業を希望しているわけではなく、医療現場での経験を活かして、薬局や大学など様々な分野で活躍しています。

「もっと患者さんの近くで学びたい」「臨床の現場で本当に役立つ薬剤師になりたい」「まだまだ自分がどの分野で就業するか考えが見えない」と思っている薬学生の皆さんに、ぜひ知っていただきたい制度です。